087.「やすらぎの家」
どんなに 苦しいことも
悲しく辛い おもいでも
鈍く疼く きずあとも
ここでは すべてが癒される
うずくまる子供
夢みる胎児のように
やすらぎの中で
すべてが溶けていく
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みんなが 眠っている中で
ぼくはひとり 目覚めてしまった
まぶたの裏側に 小さな破れ目がある
振り払った暗闇が 駆け足で逃げていった
' おまえ おまえ '
' 希望を抱いて 見るがいい '
' そうしてきっと 知るだろう '
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次第に 軽くなる両手が
すべてを 物語っていた
景色が 色を失う反面
鮮やかに 染まる腕が
儚く淡く ぼくの胸を焦がした
' おまえ おまえ '
' 生きることを 忘れたならば '
' 死んだことにも 気付くまい '