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087.「やすらぎの家」


どんなに 苦しいことも
悲しく辛い おもいでも
鈍く疼く きずあとも

ここでは すべてが癒される

うずくまる子供
夢みる胎児のように

やすらぎの中で
すべてが溶けていく


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みんなが 眠っている中で
ぼくはひとり 目覚めてしまった

まぶたの裏側に 小さな破れ目がある
振り払った暗闇が 駆け足で逃げていった

' おまえ おまえ '

' 希望を抱いて 見るがいい '
' そうしてきっと 知るだろう '


        ・
        ・
        ・

次第に 軽くなる両手が
すべてを 物語っていた

景色が 色を失う反面
鮮やかに 染まる腕が
儚く淡く ぼくの胸を焦がした

' おまえ おまえ '

' 生きることを 忘れたならば '
' 死んだことにも 気付くまい '


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